頭皮にもニキビができる!?

ニキビ

「頭がかゆい」「触ると痛いできものがある」——そんな経験はありませんか?

実はそれ、頭皮にできたニキビの可能性があります。

ニキビというと、顔や背中などの“見える場所”にできるイメージが強いかもしれませんが、頭皮も皮脂腺が多く、毛穴詰まりが起こりやすい部位のひとつです。髪の毛に隠れて見えにくいため、気づいたときには痛みやかゆみが出ているケースも少なくありません。

また、頭皮は日常的にシャンプーや整髪料が使われるため、皮脂や汚れだけでなく、化学的な刺激も受けやすい環境にあります。さらに、帽子やヘルメットなどで蒸れやすいことも、頭皮トラブルを引き起こす一因になります。

この記事では、頭皮ニキビの特徴や原因、予防・セルフケアのポイントについてわかりやすく解説していきます。

「最近、頭皮の不調が気になる」「繰り返すできものが治らない」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

頭皮ニキビの特徴とできやすい場所

頭皮ニキビは、髪の毛に隠れているため見つけにくい反面、症状が出ると気になりやすいのが特徴です。特に、ブラッシングやシャンプー時などに「ピリッ」とした痛みを感じて気づくケースが多く見られます。

■ よくできる場所

頭皮ニキビができやすいのは、以下のような部位です。

頭頂部(つむじあたり):皮脂腺が集中しやすく、蒸れやすい

後頭部・襟足付近:シャンプーのすすぎ残しが起きやすい

前髪の生え際:整髪料や汗の刺激を受けやすい

特に頭頂部や後頭部は自分で見えにくいため、気づかないまま炎症が進行してしまうこともあります。

■ 見た目や症状の特徴

•小さな赤みやブツブツ

•触れるとチクチク・ズキズキと痛む

•炎症が進むと、しこりや膿を伴う場合も

顔にできるニキビと違って、髪の毛や汗、整髪料などの外的要因が常に触れているため、刺激を受けやすく、悪化しやすいのも特徴のひとつです。

また、かゆみやフケと混同されやすいため、「ただの乾燥かな?」と見過ごしてしまうことも。継続的に同じ部位にできたり、痛みが強いときは、ニキビの可能性も視野に入れてケアを考えてみましょう。

頭皮ニキビの主な原因とは

頭皮ニキビは、毛穴が詰まりやすく、外的刺激を受けやすい環境によって引き起こされます。見た目に隠れているからこそ、知らず知らずのうちに悪化していることも。以下のような要因が複雑に関わっています。

■ 皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まり

頭皮には多くの皮脂腺が集中しており、皮脂の分泌が活発です。皮脂や角質が毛穴に詰まると、炎症を起こしてニキビのような状態になることがあります。特に、汗をかきやすい季節や脂質の多い食事が続いたときなどは注意が必要です。

■ シャンプーや整髪料の洗い残し

洗髪の際にシャンプーやコンディショナーがしっかり流せていないと、頭皮に残留物が蓄積し、毛穴が詰まりやすくなります。また、ワックスやスプレーなどの整髪料も、使用量や洗い流し方に注意が必要です。

■ 汗・帽子・ヘルメットなどによる蒸れや摩擦

長時間の帽子着用やヘルメット使用、またスポーツや仕事で大量の汗をかくと、**頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。**その結果、炎症や毛穴詰まりを起こしやすい状態に。

■ ストレスやホルモンバランスの乱れ

生活の中で感じるストレスや、睡眠不足、月経前後などのホルモンバランスの変化も、皮脂分泌に影響します。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、ニキビの引き金となることがあります。

■ 食生活の乱れ

油っぽいものや甘いものの摂りすぎ、ビタミン不足なども、皮膚の健康を損なう原因になります。内側からの影響も、頭皮環境に表れやすいのです。

頭皮ニキビの予防とセルフケア

頭皮ニキビを防ぐためには、日々のヘアケアや生活習慣の見直しが大切です。顔と同じように、頭皮も「清潔・保湿・刺激を避ける」のが基本。ここでは具体的な予防・セルフケアのポイントを紹介します。

■ シャンプーは丁寧に“すすぎ残しゼロ”を意識

ニキビの原因になりやすいのが、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し。とくに後頭部や耳の後ろ、生え際などはすすぎ残しやすい部位です。ぬるま湯でしっかり時間をかけて流すことを習慣にしましょう。

また、洗いすぎによる乾燥も頭皮トラブルの原因になるため、頭皮をこすらずやさしく洗うのもポイントです。

■ 整髪料やスプレーは必要最小限に

ワックスやスプレーなどの整髪料は、毛穴に残ると詰まりの原因になることがあります。使用後はその日のうちに洗い流すのが理想です。スタイリング剤は頭皮ではなく髪に使う意識を持つことも大切です。

■ 蒸れや摩擦を減らす

帽子やヘルメットなどで蒸れやすい環境にいる方は、通気性の良い素材を選ぶ・こまめに汗を拭く・帰宅後は早めに洗髪するなど、頭皮を清潔に保つ工夫を。枕カバーも定期的に洗濯して清潔を保ちましょう。

■ 生活習慣の見直しも忘れずに

食事・睡眠・ストレスは、肌だけでなく頭皮のコンディションにも直結します。栄養バランスのとれた食事や、十分な睡眠、ストレスの軽減も、頭皮ニキビ対策には欠かせない要素です。

悪化を防ぐために大切なこと

頭皮ニキビに気づいたとき、「つい触ってしまう」「早く治したくて押し出したくなる」といった行動をとってしまう方も少なくありません。ですが、自己判断での処置はかえって悪化させる原因になることもあります。

■ 掻かない・つぶさない・いじらない

頭皮はデリケートで傷つきやすい部分。ニキビを掻いたり、つぶしたりすると、炎症が広がったり、雑菌が入って化膿してしまうリスクがあります。また、かさぶたや色素沈着が残ることもあるため、「気になっても触らない」ことが一番のケアになります。

■ 症状がひどいときは皮膚科に相談

赤みが強い、膿んでいる、何度も同じ場所にできる…そんな場合は、自己ケアでは限界があるサインです。頭皮の状態をしっかり確認してもらい、必要に応じて適切な処置を受けることが大切です。

■ 頭皮用アイテムの選び方にも注意

頭皮ケアをうたうシャンプーやローションなどもありますが、**すべての人に合うとは限りません。**成分表示や使用上の注意をよく確認し、不快感や刺激を感じたらすぐ使用を中止することをおすすめします。

市販品を選ぶ際は、「肌に合うかどうか」「洗浄力が強すぎないか」など、自分の頭皮の状態に合ったものを見極めることがポイントです。

頭皮トラブルは放っておくと慢性化しやすいため、早めに対処し、悪化させない意識を持つことが何より重要です。

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