耳にもニキビができるってホント?

ニキビ

ニキビといえば、顔や背中にできるものを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、**耳のまわりや耳の中にもニキビのような炎症が起こることがあります。**意外に感じるかもしれませんが、皮脂腺がある以上、耳にもそうしたトラブルが起こりうるのです。

耳にできるニキビは、見えにくい場所にあるため**気づいたときには痛みをともなっていたり、腫れていたりすることがよくあります。**特に耳たぶや耳の裏、耳の穴の入り口付近などは、皮脂や汚れがたまりやすい上に、ケアが行き届きにくい部分でもあります。

「まさかこんなところに?」と思うような場所に突然できてしまう耳ニキビ。普段はあまり意識しない部分だからこそ、知らず知らずのうちに悪化させてしまうケースも少なくありません。

この記事では、耳にニキビができる原因やその特徴、予防・ケア方法についてわかりやすく解説します。繰り返す耳ニキビに悩んでいる方も、これからできないように対策したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

耳ニキビってどんなもの?

耳ニキビとは、耳の周辺にできるニキビ様の炎症やふくらみのことを指します。顔のTゾーンなどに比べると目立ちにくい場所ではありますが、実際には耳のさまざまな部分にできることがあります。

たとえば、

•耳たぶ

•耳の裏側

•耳の付け根

•耳の穴の入り口周辺

といった場所が、皮脂や汗がたまりやすく、ニキビができやすい部位とされています。

特に耳の穴の近くにできたニキビは、触れると強い痛みを感じることもあり、無意識に耳を触ったときに「なんか痛い!」と気づくケースも多いようです。見えにくいだけでなく、清潔に保つのが難しいため、他の部位よりも悪化しやすいのが特徴です。

ただし、すべての耳のしこりやふくらみがニキビとは限りません。

よく似たものに「粉瘤(ふんりゅう)」という皮下の袋状のしこりや、炎症を伴う皮膚トラブルもあります。自己判断でつぶしたり無理に押し出すのは避け、状態が気になる場合は皮膚科などで診てもらうことが大切です。

次のセクションでは、こうした耳ニキビがなぜできるのか、その原因について詳しく解説していきます。

耳にニキビができる原因とは

耳にできるニキビには、いくつかの原因が考えられます。顔や背中のニキビと同様に、皮脂のつまりや外部刺激、生活習慣などが複雑に関係していることが多いです。ここでは、耳ニキビの主な原因を詳しく見ていきましょう。

■ 皮脂や汗、汚れの蓄積

耳のまわりは意外と皮脂分泌がある部位。特に耳の裏や耳の穴の入口あたりは、皮脂や汗がたまりやすく、清潔に保ちにくい場所です。こうした汚れが毛穴につまり、炎症を起こすことでニキビのような症状が出ることがあります。

■ イヤホン・マスク・髪の毛との摩擦

耳に直接触れるものは意外と多くあります。イヤホンやマスクのゴムひも、長い髪が耳に触れてこすれることで、摩擦や蒸れによって肌が刺激されやすくなり、ニキビができやすい環境に。特に夏場や長時間装着していると、皮膚への負担が大きくなります。

■ シャンプーや整髪料の洗い残し

シャンプーやコンディショナー、整髪スプレーなどが耳や耳の周辺に残ってしまうことも、ニキビの原因となることがあります。洗い残しが毛穴に詰まることで、炎症が起きやすくなるため、洗髪後は耳のまわりまでしっかりすすぎ、清潔に保つことが大切です。

■ 手で耳を触るクセ

つい無意識に耳たぶをいじったり、耳をかいたりしていませんか?手にはさまざまな菌や汚れがついているため、不衛生な状態で耳を触ることで菌が入りやすくなり、炎症につながることがあります。

■ ホルモンバランスの乱れや生活習慣

睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどが続くと、**ホルモンバランスが崩れ、皮脂分泌が過剰になりやすくなります。**その結果、耳を含めたさまざまな部位にニキビが出やすくなることがあります。

このように、耳ニキビの原因はさまざま。日常の中の「つい見落としがちな習慣」が影響していることも多いため、心当たりのある方は生活習慣やケア方法を見直してみるのがおすすめです。

耳ニキビの予防とセルフケア

耳ニキビは、ちょっとした心がけで予防や悪化の防止が可能です。顔や体と同じように、耳まわりも日々のスキンケアの一部として意識してみましょう。

■ 洗顔・洗髪時に耳まわりも丁寧に洗う

耳や耳の裏、耳の付け根などは、顔や髪を洗うついでに軽く流すだけで済ませてしまいがちですが、皮脂や汚れがたまりやすい部位です。やさしく泡立てた洗顔料やシャンプーで、耳のまわりまで丁寧に洗い、すすぎ残しのないようにしましょう。

■ イヤホンやマスクは定期的に清潔に

毎日使うイヤホンやマスクも、皮脂や汗、雑菌がたまりやすいアイテムです。とくに長時間の使用が続くと、摩擦やムレが刺激となり耳ニキビの原因に。使った後はこまめにふき取る、交換する、洗濯するなど、清潔を保つことを意識しましょう。

■ 髪が耳にかからないようにまとめる

前髪やサイドの髪が耳に触れていると、摩擦や整髪料の付着による刺激が起こることも。特に汗をかきやすい時期や就寝中は、耳まわりに髪が触れないよう、まとめ髪やピン留めで調整するのも効果的です。

■ 食事・睡眠・ストレスケアも意識

皮脂バランスを整えるには、生活習慣の見直しも重要です。脂っこい食事や甘いものに偏りすぎないこと、十分な睡眠をとること、ストレスをためこまない工夫も、肌のコンディションに大きく影響します。

■ 触らない・いじらないことが大前提

「気になるから」といって、耳ニキビを指でいじったり、爪で押し出したりするのはNG。**かえって炎症が悪化したり、跡が残る原因になります。**あくまで清潔を保つことと、やさしく扱うことが基本です。

触らず、悪化させずに向き合うには

耳にニキビができたとき、つい触ってしまったり、痛みや違和感が気になっていじってしまうことはありませんか?ですが、耳ニキビは“触らないこと”がもっとも大切なポイントです。

■ つぶす・押し出すのは厳禁

耳ニキビは、痛みが出やすい上に腫れやすいため、指でつぶしたくなる衝動に駆られることもあります。しかし、自己処理をすると、**雑菌が入り込んで炎症がひどくなったり、皮膚に傷が残ったりする恐れがあります。**最悪の場合、化膿してしまうこともあるため注意が必要です。

■ 痛みが強い、腫れが続くなら皮膚科へ

耳はデリケートな部位であるため、市販のスキンケアやセルフケアでは対処が難しいケースもあります。もし、何日も赤みや痛みが引かない、しこりが大きくなってきたなどの症状があれば、皮膚科などの医療機関に相談するのが安心です。

特に耳の中や耳の奥など、自分で見えにくい場所にできたものは自己判断が難しく、他の皮膚トラブルと区別がつかない場合も。安全に対処するためには、医師による正確な診断が大切です。

■ 繰り返すなら根本的な見直しも検討を

耳ニキビが何度もできる場合、生活習慣や日常の癖に原因が隠れている可能性もあります。「イヤホンをつけっぱなし」「寝具の洗濯頻度が少ない」「髪がいつも耳にかかっている」など、小さなことの積み重ねがニキビを引き起こしていることもあるのです。

まずはできるところから習慣を見直し、耳まわりを清潔に保つことを意識してみましょう。

まとめ:耳のケアもスキンケアの一環

耳にニキビができるなんて意外…と思われたかもしれませんが、耳も皮膚の一部であり、毛穴や皮脂腺が存在する以上、ニキビのような炎症が起こることは十分あり得ます。

しかも、耳は日常生活でイヤホンやマスク、髪の毛などさまざまな刺激を受けやすいパーツ。一方で、顔や背中のように丁寧にスキンケアされることが少ないため、知らないうちにトラブルが進行してしまうこともあります。

耳ニキビを予防するためには、

・耳まわりを清潔に保つこと

・イヤホンやマスクの衛生管理

・生活習慣の見直し

といった基本的なことの積み重ねが大切です。

また、炎症やしこりが気になる場合は、無理に自己処理せず、必要に応じて皮膚科を受診することも選択肢の一つです。市販品では対応が難しいケースもあるため、正しい判断とケアが重要になります。

顔のスキンケアと同じように、耳も毎日の習慣の中でやさしくケアしてあげることで、トラブルの予防につながります。

「耳のことなんて気にしていなかったな」という方も、今日からぜひ意識してみてください。

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