ストレスが多いと何でニキビができやすいの?

ニキビ

「最近、なんだかニキビが増えた気がする…」
そんなとき、思い当たるのは食生活や睡眠の乱れだけではありません。

実は、ストレスも肌に大きな影響を与える要因の一つといわれています。

学校や仕事、人間関係など、私たちは日々さまざまなストレスにさらされています。精神的なストレスがかかると、なんとなく体調が悪くなったり、肌の調子が不安定になったりした経験はありませんか?

「ストレスがたまるとニキビができやすくなる」と感じている人は多いですが、それにはきちんと理由があるのです。

本記事では、ストレスとニキビの関係をわかりやすく解説しながら、肌トラブルを防ぐためにできる対策についてもご紹介します。

肌荒れに悩むあなたの、ヒントになれば幸いです。

ストレスが引き起こす体内の変化とは?

ストレスが肌に影響を与えると聞いても、「精神的なことがどうして肌に関係するの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、ストレスは体の内側にさまざまな変化を引き起こし、それが肌の状態にもあらわれてくるのです。

■ 自律神経のバランスが崩れる

ストレスを感じると、交感神経が優位になり、体は「緊張モード」に。これにより血流が悪くなったり、内臓の働きが鈍くなったりして、肌の再生に必要な栄養が届きにくくなることがあります。

■ ホルモンバランスが乱れる

ストレスが続くと、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が多く分泌されます。この影響で、男性ホルモン(アンドロゲン)が一時的に増加し、皮脂の分泌が過剰になることがあります。皮脂の増加は、ニキビの一因になりやすい状態です。

■ 睡眠や腸内環境にも影響

ストレスが強いと眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。**睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、バリア機能の低下にもつながります。**また、腸内環境が乱れることで、肌のコンディションにも悪影響が出やすくなります。

ストレスでニキビができやすくなる理由

ストレスによって体内にさまざまな変化が起こると、肌環境も不安定になります。では、具体的にどのようにしてニキビができやすくなるのかを見ていきましょう。

■ 皮脂の分泌が増える

前項で触れたように、ストレスが続くとホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌が過剰になる傾向があります。皮脂が多くなると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因になりやすいのです。

■ 肌のターンオーバーが乱れる

ストレスや睡眠不足は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を乱す原因になります。ターンオーバーがうまくいかないと、**古い角質が肌に残り、毛穴詰まりやくすみの原因に。**詰まった毛穴に皮脂がたまると、炎症を起こしてニキビができやすくなります。

■ 免疫力の低下

ストレス状態が続くと、体の防御機能である免疫力も低下します。これにより、肌のバリア機能が弱まり、炎症が起きやすくなったり、悪化しやすくなったりすることもあります。

■ 無意識の行動も影響

イライラしているときに、無意識に顔を触ったり、肌をこすったりしていませんか?こうした行動も菌を毛穴に運んでしまい、ニキビを悪化させる一因になります。

ストレス対策とニキビ予防の基本習慣

ストレスによるニキビを予防するためには、肌のケアだけでなく、生活習慣や心のケアも意識することが大切です。ここでは、毎日少しずつ取り入れやすい基本習慣をご紹介します。

■ 睡眠をしっかりとる

質の良い睡眠は、肌の再生を促すために欠かせない時間です。できれば日付が変わる前に就寝し、7時間前後の睡眠を心がけましょう。就寝前のスマホやカフェインは控えることで、より深く眠れるようになります。

■ 栄養バランスの整った食事

皮脂の分泌をコントロールするためにも、ビタミンB群やビタミンC、食物繊維を含む食事を意識しましょう。反対に、揚げ物や甘いものの過剰摂取は控えるのがおすすめです。腸内環境を整えることで、肌の調子も整いやすくなります。

■ 軽い運動や深呼吸でリラックス

ストレスをためこまないことが、肌にも心にもやさしい対策です。ウォーキングやストレッチ、深呼吸、ぬるめのお風呂などで、自律神経を整える習慣をもつことが大切です。

■ スキンケアは「やさしく」が基本

刺激の強い洗顔やゴシゴシこするクレンジングは、肌を守るバリア機能を傷つけてしまう原因になります。洗顔はたっぷりの泡でやさしく行い、**保湿ケアも忘れずに。**スキンケア用品は、自分の肌状態に合ったものを選び、正しく使いましょう。

それでも治らないときは?

生活習慣やスキンケアを見直しても、「なかなかニキビが改善しない」「繰り返し同じ場所にできる」と感じる場合は、自己ケアだけでは限界がある可能性もあります。

■ ニキビの種類や状態によって対処が異なる

一口にニキビといっても、白ニキビ・赤ニキビ・膿をもったものなど、状態はさまざま。進行具合によっては、市販のケアでは対応が難しいケースもあるため、長引く場合は皮膚科での相談を検討しましょう。

■ 市販のケア用品は正しく選んで使う

ニキビケアをうたう洗顔料や化粧水などは多く市販されていますが、全ての肌質に合うとは限りません。使用前には成分表示や注意事項をよく確認し、肌に異常を感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。

また、使用方法を守らずに長時間つけすぎたり、複数の製品を同時に使いすぎると、かえって肌への負担になることもあります。正しい使い方を守ることが大切です。

■ 心のケアも忘れずに

肌だけに集中するのではなく、心と体の両面からアプローチすることが、ニキビの根本的な改善につながるケースもあります。無理のないペースで、できることから少しずつ整えていきましょう。

まとめ:心と肌はつながっている

ストレスが多いとニキビができやすくなる——その理由には、体の内側で起こるホルモンバランスや自律神経の乱れ、免疫力の低下などが深く関係しています。

肌は、私たちの生活や心の状態を映し出す“鏡”のような存在。
いくらスキンケアを頑張っていても、睡眠不足が続いたり、イライラがたまっていたりすると、肌トラブルが出やすくなることもあるのです。

ニキビのケアには、

  • 十分な睡眠
  • バランスの良い食事
  • 軽い運動や深呼吸でのリラックス
  • やさしいスキンケアの継続
    といった心と体の両面からのケアが大切です。

すぐにすべてを変えるのは難しくても、できることから少しずつ整えていくことで、肌も心もきっと前向きに変化していきます。

ストレスと上手につき合いながら、自分自身のリズムで肌と向き合っていきましょう。

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